命の大切さ知る「メッセージ展」斐川町立図書館
飲酒運転の車と衝突したり、事件に巻き込まれたりした犠牲者の写真や遺品を展示し、命の大切さを伝える「生命のメッセージ展」が9日、斐川町直江町の町立図書館で始まった。
99年12月、鳥取県で飲酒運転の乗用車との衝突事故で犠牲になった江角真理子さん(当時20)と、大庭三弥子さん(同21)大谷知子さん(同21)、の履いていた靴などを展示。
05年7月に浜田市の自宅前で刺され犠牲になった石川秀治さん(同36)の写真や消防隊のヘルメットなども展示している。
江角さんの母、由利子さん(59)は、「事故や事件で命を失い、生きたくても生きられなかった人のメッセージを聞いて欲しい」と話した。
同展は県内では初めての開催で、9月に出雲市のビッグハート出雲で開かれる「生命のメッセージ展 in 出雲」に先立って開かれた。
展示は3月2日まで。午前10時〜午後7時(土日祝は6時)、12、18、25、28日は休館。 |