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| 高校生を前に語る江角さん＝松江南高で |
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事件や事故で理不尽に亡くなった人の遺族が命の大切さや事件事故防止を訴える「命の授業」が２６日、松江市八雲台の松江南高校で行われ、３年生約２８０人が真剣な面持ちで話しに耳を傾けた。 |
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| 島根被害者サポートセンターが主催。同センター理事の江角由利子さん(62)は９９年、次女真理子さん（当時２０）を交通事故で失った。真理子さんが乗った車は、飲酒運転する車に正面衝突され、真理子さんと友達２人が亡くなった。 |
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江角さんはこの日、真理子さんのためのウェディングドレスを会場に掲げ、娘の生きた証しや、家族それぞれの思いなどを語った。生徒たちには「この３人は生きたくても生きられなかった。夢をかなえて素晴らしい青春をおくってください」と訴え、普通科３年の小笠原彩さん(17)は「普段当たり前に生きていることがすごく幸せなこと。周りも自分も命を大切にして一生懸命夢に向かって頑張りたい」と話していた。【岡崎英遠】 |
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