全国で飲酒運転による事故や犯罪に巻き込まれた犠牲者の遺品を展示し、命の尊さを訴える「生命(いのち)のメッセージ展」を九月十二〜十四日に出雲市で開く実行委員会が、開催準備や運営に携わるボランティアスタッフを募集している。
　生命のメッセージ展は、飲酒運転の車に一人息子の命を奪われた神奈川県の女性が企画し、二〇〇一年にスタート。犠牲者の等身大パネルや写真、靴などを展示し、全国各地を巡回している。
　出雲展は、一九九九年に飲酒運転の車に衝突される事故で次女を亡くした島根県斐川町神氷の江角由利子さん(59)ら被害者遺族が企画。出雲市駅南町のビッグハート出雲で「ビッグハート(やさしいこころ)に包まれて」をテーマに開く。
　問い合わせと申し込みは江角さん(電話：0853-72-8379)