報道関係

2008年(平成20年)8月14日(木曜日) 産經新聞
 
 飲酒運転の車と衝突したり、事件に巻き込まれたりした犠牲者の遺品を展示して命の大切さを訴える「ミニ生命(いのち)のメッセージ展 in 多伎」が、島根県出雲市の海辺の多伎図書館で開かれている=写真。14日まで。
 9月12〜14日に同市のビッグハート出雲で開かれる全国規模の「生命のメセージ展 in 出雲」のプレイベントとして企画。
 平成11年12月26日。鳥取県の智頭トンネル内で対向車線に飛び出した飲酒運転の乗用車と正面衝突して亡くなった、いずれも鳥取大3年の江角真理子さん=当時(20)=と大谷知子さん=同(21)=、大庭三弥子さん=同(21)=の写真や帽子、履いていた靴などを展示。同17年7月28日、浜田市の自宅前で暴走車にはねられた長男を助けようとして、刺されて死亡した消防士の石川秀治さん=同(38)=の写真なども紹介している。
 同県斐川町在住の江角さんの母、由利子さん(59)らは「生きたくても生きられなかった者の無念さ、家族の悲しみを知り、悲惨な事件事故をなくしてほしい」と話している。
 

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