報道関係

2008年(平成20年)11月26日(水曜日) 山陰中央新報
犯罪被害者への理解求め展示会 島根県庁ロビー
被害者の等身大パネルを見つめる男性=松江市殿町、島根県庁
 犯罪被害者を支える社会の実現を目指す「犯罪被害者週間」(二十五日〜十二月一日)に合わせ、交通事故や事件被害者の等身大オブジェなどの展示が二十五日、松江市殿町の島根県庁ロビーで始まった。二十八日まで。
 被害者への理解と支援を呼び掛けるため、島根県警などが開催した。
 会場には、一九九九年に飲酒運転の車に衝突され亡くなった江角真理子さん=当時(20)=や、二〇〇五年に殺人事件の被害者になった浜田市の石川秀治さん=当時(36)=ら、四体の等身大オブジェを展示。生前の写真や遺族の手記、事故を報じる新聞記事、被害者の靴や帽子も紹介している。
 また、この日は県内の被害者支援連絡協会のメンバーら三六人が、同市朝日町のJR松江駅前でチラシを配り、道行く人に被害者支援活動への理解と協力を呼び掛けた。
 

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